北海道の新たな海の主役
『マイワシ』。
産地の状況を知りに道東の旅へ

近年、北海道の海で獲れる魚が変わりつつあります。道東を中心に数多く獲れているマイワシ。新たな北海道のおさかなとして知られつつあるマイワシの状況について、産地を訪れ、生産者の方に実際にお話をお聞きしました。

「とれてます!Oh!!さかなフェア」 アンバサダー

オサナイミカ

札幌生まれ・札幌育ちの食と酒をこよなく愛するアラフィフ。(株)リクルートHotpepperの営業を経て、WEB情報サイトSapporo100miles編集長として約15年間、食や観光の情報発信し続け、現在はSAPPORO YARD【オサナイミカが行く!】を中心に、いくつかのサイトでWEBライターとして活動中。

マイワシは北の海を回遊し、
たくさんの栄養分をとって成長

鮮度も脂のりもとにかく抜群
だから北海道の皆さんに
食べてもらいたい

たくさん獲れているマイワシの状況を調べに、産地のひとつ浜中町へ。浜中漁協にお邪魔し、太平洋道東海域たもすくい網漁業協議会の会長理事・中田さんにインタビューをさせていただきました。ちなみに集合は朝6:00。やっぱり漁業関係の朝は早い!

ここ数年で、それまで主力だったサケやさんまに代わり、マイワシがたくさん獲れるようになったとのこと。夏の間に北上し、脂をたっぷり蓄えて成長したマイワシが、秋に道東の海に戻ってきたところを水揚げしています。今年は漁獲量も価格も良い状態。「鮮度がいいから、やっぱり刺身で食べることが多いかな。美味しいマイワシをたくさん獲ってくるので、道民の皆さんにもぜひ食べてもらいたいです」とおっしゃっていました!

※漁獲状況等、記事内の情報は
2023年取材当時のものとなります。

釧路で最も歴史のある市場

釧路和商市場

市民の台所として1954年に設立された、釧路駅にほど近い場所にある和商市場は、道東に行く際はもはや外せないスポットといっても過言ではありません。中でも人気なのが「勝手丼」。お好みのサイズの白米を購入し、市場内にいくつかある勝手丼コーナーに並ぶ、道東産の魚介を中心とした鮮度抜群のお刺身をお好みで選んで海鮮丼にしてもらうというスタイル。豊富な海産物が手に入る釧路の市場だからこそのスタイルは、今や全国区。勝手丼の他にも、新鮮な魚介類や水産加工品、乾物など、50店舗近い商店が並びますので、お土産の購入などにもオススメです。

北海道釧路市黒金町13丁目25
営業時間 8:00~17:00
定休日 日曜日(臨時営業有り)

https://www.washoichiba.com/