北海道のおいしい料理やお店の情報を気持ちのよい食べっぷりで伝える、いまSNSで大人気の“るい”さんが、何やらおいしいものが食べられると聞いて道東へ。そこで出会ったのは、いま北海道で数多く獲れている新たな海の主役“マイワシ”。マイワシは本当に獲れているのか?はたしておいしいのか??るいさんとスタッフが現地で確認してきました!

マイワシって、本当に獲れているの?その真相を探りに訪れたのが道東にある“厚岸漁業協同組合地方卸売市場”。威勢のよい声が響くなか、場内にはたくさんのマイワシが入った大きな箱が並べられていました。見るからに脂がのったキラキラと輝くマイワシ、その数なんと約12トン以上!

厚岸漁業協同組合 市場部の片桐駿平さんにお話を伺うと、たった1隻の船で獲れたそうで、隻数が増えると、まだまだその数は増えるとのこと。マイワシはいま、全道的に獲れているらしく、そんな新たな海の主役のオススメの食べ方をぜひとも教えてほしい!「つみれ汁や竜田揚げ、やはり獲れたてならではの握りなどがおいしいですね!」と片桐さん。それなら、もう実際に味わうしかない!ということで、ウキウキのるいさんとともに、次なる目的地へ。

厚岸から車で約1時間、2023年のマイワシの水揚げ量が日本一となった釧路港のある釧路市に到着!厚岸でオススメの食べ方を聞き、道中、お寿司の話で盛り上がったるいさんとスタッフが向かったのが“回転寿し まつりや新橋本店”。「ちょっと火を入れたものや、脂が乗ったマイワシをそのまま楽しめる生のお寿司がいいですね!」と出迎えてくれた、まつりやの石黒英尚さんが、さっそく“マイワシの握り”を出してくれました。

道産のマイワシを語る時、産地の皆さんが口を揃えて言うのが“脂の乗り”のよさ。それを確かめるために、るいさんが豪快に頬張った次の瞬間、「うわっ!」と驚きの声!新鮮なマイワシのとろけるような味わいは、北海道ならではの格別なおいしさだったようです。

続いて訪れたのが、ANAクラウンプラザホテル釧路にあるレストラン“The Kushiro Sky”。案内された席からの素晴らしい眺望に、るいさんの料理への期待はすでにMAX。そこに運ばれてきた色とりどりの野菜と野趣溢れるマイワシが真っ白な器に映えるお洒落な一皿“道産マイワシのプロヴァンス風”。

「脂が乗ってるおいしいマイワシなので、シンプルに素材のよさを生かしました」とご用意いただいた吉野晴輝さん。ほどよく火が通った身を口にすると、トマトの酸味やハーブの香りに引き立てられたマイワシの力強い味わいが。まさにプロヴァンス地方のような素材本来のおいしさを生かした料理を幸せそうな表情で次々と口に運び、あっという間に完食!大満足のるいさんでした。