北海道が誇る大食い女王“アンジェラ佐藤”さんが、北海道で話題のおいしいものが食べられると誘われて函館へ。そこで目撃したのは、いま北海道で数多く獲れている新たな海の主役“ブリ”。ブリは本当に獲れているのか?私たちがまだ知らないおいしさのポテンシャルは??アンジェラさんとスタッフが現地でブリに挑みます!

「北海道のブリが熱いらしい・・・」最近よく耳にするその言葉の真相を探るべく、アンジェラさんと訪れたのが函館市内にある汐首漁港。漁から戻ったばかりの漁船が並ぶその先で、出迎えてくれたのが戸井漁業協同組合の松田靖晃さん。

松田さんはブリ漁にも従事されているということで、確認したところ、やはり北海道ではブリがたくさん獲れているとの答えが。さっそくブリが置いてある場所に案内してもらうと、そこには箱に詰められたキラリと光る立派なブリが並んでいました。
「道内の産地のうち、ここ戸井地域では一本釣りで漁を行い、船の上で活〆を行って鮮度を保っているんですよ」
道産ブリをおいしく食べてもらうための想いを語る松田さんの姿に、アンジェラさんの心も胃袋も大きく動かされた様子でした。

戸井漁協の松田さんから、道産ブリのおいしい食べ方もしっかりリサーチしたアンジェラさん。「それは、ぜひ食べなければ!」と入ったお店が、函館市街にある“居酒屋 気腹志”。席に着くと、松田さんが教えてくれた料理「ブリカツ」が運ばれてきました。

今回アンジェラさんがいただいたのは”ブリたれカツ”。甘めのタレが特徴で、想像の上をいくおいしさに、当然ながらおかわり!の声。
「ブリの味を楽しんでいただくために、ミルクに漬けたり昆布のオイルに浸してから揚げているので、一層ふわふわした食感で召し上がっていただけると思います」と料理をご用意いただいた加須屋 藍さん。ブリたれカツは、函館の新たなご当地グルメとして様々な飲食店で提供され、お店ごとに異なる味わいが楽しめるようです。

そしてもう一軒、目の前に広がる海と倉庫が並ぶノスタルジックな景観で有名な函館ベイエリア。足取りも軽やかにアンジェラさんが入ったお店が“ハッチャギ CURRY& BAR”。店内に広がるスパイスのよい香りで、料理に対する期待がどんどん膨らみます。

そんなアンジェラさんの元に運ばれてきた料理。タルタルソースが添えられ、何やらフライのような、もしかしてブリカツ??「天然ブリとナスのフリットです」とハッチャギ CURRY& BARの盛田 涼介さん。さっそく口に運ぶと先ほどのブリカツとは違った衣の食感とブリのふわふわ感にアンジェラさんも興奮。「インドのパコラという料理を応用して、ヒヨコ豆を衣に使ってます」。箸が止まらないアンジェラさん、ここでも当然鳴り響くおかわり!の声。料理のジャンルを問わない道産ブリのおいしさに、感心するアンジェラさんでした。